このお話は、今から約7年前のお話…
結論、社会に対する適応能力が早い段階で高まった。
高校時代にバイトを続けることで、社会に出たときに戸惑わずに済んだと思う。
とくに、高校時代から身についた大事な感覚がある。
それが──
報・連・相(報告・連絡・相談)
高校生バイトの頃から、
・報告をする
・連絡を入れる
・相談する
この3つを徹底するようにしていた。
この感覚があったからこそ、今でも仕事での信頼関係の構築が早いと感じる。
社会人になった今でも、「報・連・相」が苦手な人って案外多い。
だからこそ、この基礎力が若いうちからあることはめちゃくちゃ強みになる。
① あんた、バイト明後日から行きなさい。

↑なんとなくのイメージで使った画像
それは高校に入ってから半月経ったある日のこと。
親に言われたんだ。
「あんた、うちのバイトに申し込んでおいたから、明後日から働きなさい」
いや、聞いてねぇし!?急すぎるだろ!!
──と心の中で叫んだけど、結局流されてバイトデビューが決まった。
バイト先は、親がパートで働いているコンビニ。
万年、人手不足で困っていたところに白羽の矢が立ったのが俺だった。
高校生活3年間の土日がその瞬間から
“固定出勤日”になった。
② 高校生活、遊べなかったか?というとそうでもない

意外かもしれないけど──
3年間、土日はほぼすべてバイトだったけど
そこまで苦ではなかった。
むしろ、平日がかなり充実してたから、
「土日=遊ぶ時間」っていう概念があまりなかった気がする。
帰り道は、同じくロードバイクが趣味の友達と一緒に、
河川敷や土手に寄り道したりして、青春してた。
学校帰りに意味もなく遠回りしたり、自転車ショップに通った時間が懐かしい。
③ バイト先での人間関係も、悪くなかった

↑実際には俺はこんなイケメンじゃないし可愛い子もいなかった
バイト先はコンビニだったけど、
年上の大学生や、同い年の高校生とも仲良くなれて、意外と楽しかった。
最初はレジの対応も覚えることも多くて大変だったけど、
慣れてくると職場の空気も心地よくなってくる。
特に、年上の人と話す機会が増えたのは良かった。
今思えば、「年上との会話力」もこの頃に鍛えられてたのかもしれない。
④ 月2万円のバイト代のありがたさ

↑1万円札じゃなくて1000円だけど許してちょ
当時は月に2万円ほどのバイト代が入ってきてた。
高校生にとっての2万円って、マジででかい。
・昼ご飯を自由に買える
・好きなタイミングでジュース買える
・テスト期間の帰りに、カラオケ行き放題
欲しいものがあるときに“自分で買える”という自由は、
想像以上にストレスフリーだった。
⑤ 江の島に行ったときの「マイロードバイク」
バイト代を4ヶ月貯めて、俺が買ったのが──

↑これは本当の画像
初めてのロードバイク。
江の島に行ったときに乗ってた、あのバイクだ。
自分で稼いだ金で買ったからこそ、手に入れたときの喜びは格別だった。
「頑張ったご褒美がカタチになった」って感じがして、
ロードバイクにまたがった瞬間、誇らしさが全身に広がった。
⑥ 部活×バイトで生まれた地獄スケジュール

ただし、全部が順調ってわけじゃなかった。
俺は部活もやっていて、大会や練習は基本“土日”に行われる。
つまり──バイトとガッツリかぶるわけで。
あるとき、大会の日に「バイトで帰ります」って顧問に言ったら、
めっちゃ呆れられたのを今でも覚えてる。
これで学んだことはただひとつ。
「スケジュールのバッティングは命取り」
社会人になった今でも、予定の優先順位づけや管理を意識できるのは、
この経験があるからかもしれない。
終わりに:土日を潰された高校生活は、財産だった

確かに、土日はほぼ全部潰れてた。
部活の大会にも出られないこともあった。
でもそれでも、俺の高校生活は“つまらなかった”わけじゃない。
むしろ、
- ロードバイクの仲間と笑った日々
- 自分で稼いで買ったロードバイク
- 報・連・相を身につけた経験
- 年上とも話せるようになった環境
これらは全部、土日をバイトに捧げたからこそ得られたもの。
そして、今の自分を形作っている“土台”になっている。
次回:凡人の初めてのキャンプが最悪だった件

初めてなのにこれは酷いよぉぉ!!!!!!
実際のエピソードにはこんな可愛い女の子はいません。
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