はじめに:ゼロからのスタート

こんにちは、kuni5です。
ちょうど1年前、僕は「FXって儲かるのかな?でも難しそうだな…」という半信半疑の状態から、なんとなくの勢いでFXの世界に飛び込みました。
金融の知識もゼロ、チャートも読めない、専門用語すら怪しい。
でも「やらずに後悔するより、やって経験してみたい」と思って始めました。
今回は、そんな僕がFX未経験から1年間やってみて感じたリアルなことを、正直に書いてみようと思います。
1. 最初の3ヶ月-8ヶ月は「負けて当たり前」だが?
初期は本当に何も分からず、直感とノリでエントリーしては負ける日々。
「ポジポジ病」「損切りができない」「トレンドの逆に入る」など、今考えると初心者あるあるな行動ばかりしていました。
でも、この時期に感じたのは、「知識がないとただのお金の無駄」だということ。
感覚に頼らず、基礎から学ぶことの重要性を痛感しました。
そこで基礎を学ぶためにYoutubeでひたすらFXの基礎知識を詰め込んだ動画を見まくりました。「トレンドライン」や「損切りと利確」ありとあらゆる動画を見てかなり知識が付きました。そして少しづつ勝ち始めて行きます。
2.勝ち始めたきっかけは「分析よりも自己管理」
半年ほど経った頃から、少しずつ勝てるトレードが出始めました。
理由は「分析力が上がった」から…ではなく、メンタルコントロールが少しできるようになったからです。
- 損切りをルール化する
- 自分のトレード時間を固定する
- 感情に左右されない常に冷たい心を保つこと
トレードする前に損切りをルール化しておけばそもそも感情に左右されずに安定したトレードを行うことができます。また、必要以上に粘ることなくあっさり損切りが行えるので初めに設定しておくことはかなり重要と感じました。
具体的には、何円マイナスがでたら損切りするとかテクニカル分析ができるようになってきたら「ここのサポートラインをブレイクしたらもう無理かな」みたいな予想を予め経てておいてそこからポジションを持つ。トレードを行うことが重要です。少なくとも凡人にはそう感じました。
トレード時間を固定することで市場の大幅な揺らぎに対してかなりの有効性があります。時間帯によっては欧州の市場がオープンした瞬間に急高騰になったり逆に大暴落になったりかなり不安定です。言うて私自身そんな意識したこと無いですが一年やってきた限りでは時間帯によってかなり揺らぎがあるってことは事実です。逆に急高騰や大暴落を予想しておいて予めポジションを持つことはそれも一つの戦略なのかなと思います。
そして最後、一番はじめの説明でも同じようなことを言ってますがやはり常に冷たい心を持つことはかなり重要です。仮に大暴落が起きて「いや、まだいける!ここから巻き返せる!」って思った時点で負け確定です。予め自分が持つポジションと逆に相場が動くことを知っていてポジションを持った場合は戦略になりますが、感情的になってポジションをキープした時点で負けです。場合によっては勝つこともありますが9割負けです。
言い切れる理由は私がそうだったから!!!!!!!!!!
恐らくこれ以上の説得力は無いでしょう。
てかもう歌詞にできない。(スピッツ風)
3. トレード記録をつけることで「自分の癖」が見えた
FXの記事を探っていたらかなり書いてあったのが
「トレードの記録をつけること」
でした。要は、過去の自分の失敗から学べということでしょう。実際にやってみた感想ですが、まじで良いです。
なにが良いのか
- 前回の反省点が一目でわかる
- 従って、次に行うトレードで意識することが一目でわかる
- そして実際にトレードを行う
このかなり良いサイクルが出来上がっちゃうんですね。もうこのサイクルを作った時点でかなりいい方向に進んでます。実際、記録をつけ始めてからは勝率は4割り程度増えた感じがしました。
そもそも勝ててない最大の理由は、同じことを繰り返してるから。
そりゃあ、同じことやってても勝てませんわ。って、当たり前に思うんですけど実際にFXやってるとそういう考えなんて1ナノメートルも存在しないんです。ただひたすらにトレード!トレード!って目先に行っちゃうんですね。同じ境遇の方が居ましたら、騙されたと思って記録つけてみてください。
えー、でもなにを記録すればいいの?って私も思います。
実際に記録していたこと
- 何円勝った、負けた
- 勝因、敗因を必ず書く。
これだけしか書いてないです。何円勝った負けたかは取り敢えず書いてました。モチベーションにも繋がりますしね。
いちばん大事なのは勝因と敗因を書いてたことだと思います。
これは、考え方の問題になってしまうのですが物事には必ず理由があると考えています。当たり前かもしれませんがね。勝ったら勝った理由がある筈。負けたら負けた理由がある筈。必ず記録していました。勝因がわかればもう一度やってみる。敗因がわかれば修正してもう一度やってみる。これでまた良いサイクルができちゃいましたね。
書く理由なんてなんでも良いんです。
「感情的にやってしまった」
「月足から見ずに10分足のチャートしか見ずにやってしまった」
こんなもんで良いんです。書いていくうちに何をやってしまいがちなのか分かります。それがあなたの第一歩だと確信しています。
4. 1年経っても、勝ち続けるのはやっぱり難しい
FXを学び初めた当初は「これで俺も稼げるぞ!」って思ってました。
いやー、無理っすね!資金一万突っ込んで一年経って勝てたのは6千円でした。やっぱ月によって勝てる勝てないってのは存在しますし、勝てたとしてもその月は100円だけとか、負けたら1000円マイナスとか。
かなり上下するもんだから安定して稼ぐってのは難しいですね。
貯金50万の凡人がやるには資金も知識も圧倒的に足りてないってことが判明しました。確かに稼げないし微妙かと思ってたけどFXにはクソお世話になってます。なぜなら、、、
5. 得たのは「お金」よりも「思考力と冷静さ」
結局、1年間のトータルで見れば、大きくプラスにはなっていません。
でも、「お金」以外に得たものの方が、今の私には大きいです。
- 感情と向き合う力
- 記録して振り返る習慣
- 負けを冷静に受け止める耐性
これらは、筋トレやブログ、他のことにも通じていると感じています。
(番外編)6.稼げる人はなぜ稼げるのか?
稼げる人には共通点があると思います。
- 資金の背景にかなりの大きな資金が存在する
- そもそも天才(羨ましい)
大体これかなって思ってます。
天才って言ったらそれで終わりなんですが、もう一個はかなり現実的に効果があります。なぜなら最初からFXに突っ込む資金が膨大に存在しているからです。ちょっと勝っただけでかなりの金額を稼げる。そもそもFXや株は軍資金が多ければ多いほどリターンが多くなります。よって元から軍資金がある人はかなりの速度で稼いでいくのです。例えば、、、
「親からの遺産相続で5000万手に入った」
「元々会社員だったけどFXで稼げました。
でも、会社員言うても課長レベルで貯金2000万あるんだよね」
みたいな感じですかね。元のスタートラインが違えば成長スピードも稼げる金額も大幅に変わってきます。でも、諦める理由にはならないですしやらない理由になることも無いです。ただ、世の中の現実を知っておくことは損ではないのでぜひ知っておいてください。これらのことを
資金のバックボーン
と読んでいます。勝手に!!!
おわりに:これからFXを始める人へ
FXは簡単じゃないし、時にメンタルを削られるけど、本気で向き合えば、得られる学びも深いです。
もしあなたが「やってみたいけど怖い」と思っているなら、
僕のような凡人でも、一歩ずつ経験を積んでいけるよってことを伝えたいです。
一緒に学び続けていこう!経済は生き物だってわかるぞ!
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